しばらくレイアウト製作記事が続いたので、少し話題を変えて、今回はペーパー製の中央東線の旧型国電をご紹介したいと思います。この車両は、このブログに製作過程を紹介させていただいた上越線の70系を製作する前に製作した車両で、いわば湘南型前面を持つ旧型国電の習作といえるものです。この旧型国電という名称なのですが、最近世間を騒がせている新型コロナウイルス でそもそも何が「新型」なのか、また、あまり考えたくはないのですが次にまた人間にとって有害なコロナウイルス が出てきたら、今の新型コロナウイルス は何て呼ぶのだろうかなどと考えると、鉄道ファンが普通に使っている旧型国電、新性能電車、新系列気動車等の新旧はなんなんだろうなどと思ってしまう今日この頃です。海外では新型(novel?)コロナウイルス という呼称は一般的ではないようですし、欧州のメーカーカタログにはほぼすべての車両に活躍した年代がERAという統一表記で記載されています。これも文化の違いなのでしょうか。
話を元に戻します。今回は模型の紹介は後回しにして、今回はまず実物について、私の撮影した写真を紹介させていただきたいと思います。

私が初めて中央東線の70系を見たのは小学生の頃でした。当時はまだSLブームの前であり、鉄道ファンはまだ一般的にはあまり認知されてなかったように思います。ファンの人口も今よりは少なく、そのせいか、当時電車区を突然訪問して中を見学させて欲しいお願いすると、職員さんが嫌な顔もせず中を案内してくれて、留置してある車両の運転台にも乗せていただけました。突然の訪問で今思えばご迷惑をおかけしたと思いますが、当時はそんな時代でした。その時三鷹電車区で撮影したのが下の写真です。写真からわかるようにクハ76が181系の横に右側が切れて写っています。当時小学生の私の興味は旧型電車や蒸気機関車よりもやっぱり「あずさ」でした。
























