ジオラマ”ALTENHOF機関区”の紹介とMärklin CS3による自動運転(その3)

(6) 機関車のプログラミングその2:機関車ごとの設定

以下に機関車のプログラミング(ロコシーケンス)の作成方法を記載させていただきます。なお、最初にお断りさせていただきますが、以下の手順、方法は私が実際に行なったものですが他にもやり方は色々あると思いますのでひとつの参考としてお読み下さい。また、この記事に従った設定で万一システムの故障等が発生しても当方では責任を負いかねますのでご理解どご了承をお願い致します。

ロコシーケンス、セッションシーケンスはCS3のevent機能で設定します。eventの追加は画面の上の部分のメニューでEdit > Add eventと選ぶことにより新規のevent入力画面が現れます。ここにサイドの機関車のコントロール画面のアイコンや分岐器等のデバイスのアイコンをドラッグしてドロップすることでコマンドの羅列としてでeventが作成されていきます。この方法についての詳細な手順はマニュアルや他のウエブサイト等で解説されていますので詳細は割愛します。

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ジオラマ”ALTENHOF機関区”の紹介とMärklin CS3による自動運転(その2)

以下に自動運転シーケンスプログラムの作成方法を記載させていただきます。なお、最初にお断りさせていただきますが、以下の手順、方法は私が実際に行なったものですが他にもやり方は色々あると思いますのでひとつの参考としてお読み下さい。また、この記事に従った設定で万一システムの故障が発生しても当方では責任を負いかねますのでご理解どご了承をお願い致します。
なお、私の使用しているCS3ハードウエアは比較的初期の製品で、この設定を行なった時のソフトウエアバージョンは1.4.1でした。

(5) 機関車のプログラミングその1:全体の構想とスタート時の設定

個々の機関車に対する設定を行う前に、自動運転の全体構想を検討します。
画像には機関車のアイコンがありますが、このアイコンが個々の機関車を動かすシーケンスプログラムを発動させるアイコンです。また、S字状のアイコンは機関車を動かすシーケンスプログラムを発動させるアイコンを複数組み合わせたものです。以降、前者をロコシーケンス、後者をセッションシーケンスと呼ぶことにします。

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ジオラマ”ALTENHOF機関区”の紹介とMärklin CS3による自動運転(その1)

ジオラマの紹介

今回紹介させて頂くジオラマ自体は2000年ごろに製作したものです。この数年前にメルクリンのZゲージによるレイアウトを作成しましたが、もう少し大きな車両を実際の風景の中で運転したいと考えこのジオラマを作成しました。HOゲージのレイアウトはスペース的には不可能で、かといってただの往復運転では物足りないと考えてジオラマの題材は機関区とし機関車の入出庫の風景を再現することとしました。

ジオラマのサイズは約1200㎜X400㎜で線路はメルクリンKトラックを使用しました。周囲を補強した9㎜厚の合板の上にコルク板を貼り、線路を固定した後Busch製のバラストを散布しました。ポイントマシンは信頼性を考え上面に配置してあります。

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