レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作 <13>

前回、貨物ホームの製作を行いましたので、今回は貨物ホームの上屋を製作します。
<プロトタイプ>
まずプロトタイプ探しから始めます。ドイツ等のヨーロッパではよくわかりませんが私の貨物ホームの上屋のイメージは木組みでしたので、まず木組みの貨物ホームの上屋をGoogleに”Gootershuppen”と入力して探してみました。するとでてくる画像は倉庫と一体となった貨物ホームが多く、イメージに合うものはなかなかみつかりません。Vollmer Kibri等のカタログにも、木組みのホームの上屋というものはあまりみあたりません。そこで対象を旅客駅の上屋にも広げていろいろ検索したときに見つけたのが、今回ご紹介する上屋のプロトタイプとなったNössenという駅の旅客ホームの上屋です。Nössenはマイセン地方の街で、ルネサンスの城が有名なようで、Wikipediaで検索すると街の説明が出てきます。また画像には駅のホームの上屋の画像も出てきますので、よろしければチェックしてみてください。

まずは完成時の写真です。

梁の構造は写真を参考に製作しました。プロトタイプに比較しホームの幅が狭いですので、あまり太い角材を使用すると印象がゴツくなってしまいます。角材はEvergreen社製のプラ材で、柱に1.5㎜角を使用するか2㎜角を使用するか悩みましたが、最終的にはメインの柱は2㎜角、補強部材は1.5㎜角、中央部のx型の補強は1㎜の角材を使用しました。いろいろなサイズの角材を組み合わせるとゴツさが和らぐようです。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作 <12>

今回は前回ご説明した貨物ホームを作成するための素材と同時に入手したTelex Couplerを装備したBR094 (#37180 2020 New Item) と既存のTelex Couplerを装備したBR323(Köf II : #26005)との組み合わせで、Märklin Central Station2による終端駅での入れ替え作業の自動運転プログラムの作成を行いましたので、今回はその内容と、実際に自動運転プログラムを作成した際に発覚した問題点とその対策について記載したいと思います。

<シナリオ>
今回作成した自動運転のシナリオは以下のとおりです。

  1. BR218の牽引するプッシュプルトレインが奥側ホームに到着します

2. 貨車を牽引したBR094(Telex Coupler付き)が手前ホームに到着します

3. 貨車を牽引したBR094が後退して貨物ホームに貨車を移動、その後BR094は貨車を解放して手前ホームに戻ります

4. BR218の牽引するプッシュプルトレインの連結部がUncoupler上に移動し、機関車が切り離されます。その後機関車は単機で出発していきます

5. BR094が奥側ホームに移動して、客車と連結します

6. BR323(Telex Coupler付き)が貨車を手前側ホームに移動させます

7. 貨車をホーム で開放後、BR323(が貨物ホームに戻ります。作業を終えたBR323のエンジンが停止し、ライトが消灯します。

8. BR218が単機で手前側の線路に入線し、貨車と連結します。

9. 入れ替わりにBR094の牽引する旅客列車が出発します

10. BR218が牽引する貨物列車が出発します

動画は以下をご覧ださい。約9分のノーカット版です。画面の右上にはEvent発動後のCS3の画面を表示しています。タイムラインを表示しているダイアログボックスの右上の緑丸の中の数字はロコシーケンスの残り数、各ロコシーケンスのところの緑丸の中には各ロコシーケンスのコマンドの残り数が表示されます。赤線が実行中のロコシーケンスと次のロコシーケンスの間に表示されます。画面ではわかりにくいですが連動制御盤にポイントの方向、信号現示、コンタクトトラック上の列車の有無が表示されます。また画面の左側にBR094の速度、右側にBR218の速度が表示されます。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作 <10>

今回はGroßfurra駅の駅舎を紹介させていただきます。建物はイメージに合うプロトタイプをWEBサイトの検索で選びましたので、プラキットはありません。必然的に素材からの自作となります。

<Großfurra駅>
前述のように、この駅舎を選んだのWEB SITEを色々検索した結果なのですが、イメージを膨らませるためにこの町と駅のことを少し調べてみました。地図アプリでGroßfurraを調べると街はドイツの中部にある農村地帯のようです。DBの乗り換え案内でGroßfurra駅へのアクセスを調べてみると、この駅は日本からの飛行機の到着地として日本人にも馴染みの深いFrankfurt駅からIECで1時間ほどのKassel駅で乗り換えてLeipzigからHalle方面に向かうRegio Expressで約45分、Wolkramshausenという駅から10分ほどのところにあります。時刻表を見ると朝5時30分からほぼ1時間おきに列車が発着、終電は23時すぎのようです。終着駅ではありませんが、偶然にもイメージはぴったりです。最近は上記の程度の情報であればgoogleやDBのウエブサイトで容易に検索でき、また地図アプリで上空からの写真や周辺の写真も見ることができます。便利な世の中になったものです。

<駅舎の製作>
下図は製作にあたり書いたイラスト(図面)です。この図に従って政策を進めましたが、製作時に少し変更した部分もあります。図面の製作のあたっては、KibriやVollmer等の余剰パーツのドアや窓と写真の印象より建物の寸法を割り出して図面を作成しました。これらのメーカーの建物の全体的な寸法も参考にしてあります。素材はタミヤのプラ板、厚さ0.5㎜と1.0㎜です。また、屋根にはVollmerの#46032を使用しました。

<建物の製作>
まず建物の外壁を作成します。外壁の素材は厚さ 1㎜のプラ板です。この建物は窓の部分が奥まっていますので、窓部分はまず1㎜のプラ板を2枚貼り重ねて糸鋸で窓を抜き、さらに1㎜のプラ板を貼り付けて窓の外周より1㎜内側に窓を抜き、さらに0.5㎜のプラ板で窓枠を作成しました。

この建物は2階部分が1階部分より張り出していますので、まず1階部分を箱状に組み立てた後、厚さ0.5㎜のプラ製の帯板を2枚挟んで2階部分を組み立てます。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作 <9>

前回、石粉粘土、シーナリープラスターによる地面の造成作業の前段階までを説明しましたが、今回はその後の地面の造成作業とバラストの散布を説明させていただきます。

<駅部分のベースの作成>
地面は駅の部分一帯も含みますので、地面の造成にはまず駅の構想を練ることが必要です。駅の構想の大まかな部分は最初のイラストの段階で概ね決めました。そのイメージで作った駅舎と駅の製作途中の写真が以下の写真です。

<駅のプロトタイプの選定>
話が前後してしまいますが、まず駅のプロトタイプ選定の経緯について説明します。駅の構想をすると言っても外国のローカル線の終着駅などもちろん行ったことはなく、皆目具体的なイメージがわきません。そこで、自分の行った日本の終着駅の規模感をイメージしながら、駅のホームは大社駅では立派すぎ(もちろん駅舎は論外)、湧別駅では寂れすぎ、稚内駅ではホームの上家が立派すぎ・・・とか考えながらかたっぱしからwebサイトを漁りました。

具体的には「ドイツ」「駅」「支線」とかいう言葉をGoogle翻訳でドイツ語に訳して(Deutsch 、bahnhof、 Nebenstreckeとか)画像を手当たり次第に検索して自分のイメージに合う画像を探すという作業をしました。
その結果見つけたのがドイツ中部にあるGroßfurraという駅で、駅舎はその駅舎をプロトタイプに作成しました。Großfurra駅は終着駅ではないようですが、ホームはコンクリート(アスファルト)ではなく土ですので、ホームも土のホームとしました。

検索画面の例。中央がGrossfurra駅

土のホームの寸法は前回説明したMärklin Magazinに断面図がありましたので、その断面図を参考にしました。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作<8>

<レールの塗装>
自動運転シーケンスの作成と集電性の確認も終わりましたので、レイアウトの工作に戻ります。レールが所定位置に固定されたら次に行うのはレールの塗装です。

その前に今回参照した参考書を紹介します。参考にしたのはMärklin Insider Club の会報であるMärklin Insiderの2000/6(2000年12月号)から9回に渡って連載されたKattenforst Layout ,A Layout with K track for beginnersというレイアウト製作法の記事です。現在Märklin INsider Club の会報は2ヶ月に一回、NEWS というMärklin Insider Club会員のための情報が記載された冊子と、街の本屋等でも売られているMärklin Magazinの2冊が送付されてきますが、当時はMärklin Insiderという会報が1冊送付され、その中にこのようなレイアウト製作記事等、模型雑誌的な記事が掲載されていました。記事の題名はK track for beginnersとあり、初心者向けのようにも思えますが、記事の内容は結構高度であり、Märklin はK trackのbeginnersのレベルを決して初心者ではなく結構経験を積んだモデラーに設定していることを伺わせるものでした。

レールの塗装にはRevel Color の品番#83という塗料を使用しました。これは上記の記事でレールの塗装に使用されている塗料と同一です。日本で広く市販されているタミヤカラーは金属に塗装するとすぐ剥がれてしまい使えませんが、Revell Colorや Humbrol colorは金属に塗装してもそれなりの塗膜強度は確保されます。現在Humbrol colorは日本では非常に手の入り難い塗料です(一時は完全に供給が途絶えていました)が、Revell Colorはドイツレベルの製品として、日数はかかるもののかなりの種類がヨドバシ・ドットコムでも入手可能です。#83はFlat Rustという名称の錆色でタミヤカラーやHumbrol colorでは製品化されていない色のようです。レールへの塗装は、まずラッカーシンナーを綿棒に染み込ませ、レールをゴシゴシ吹いてレールの油分を除去した後、マッハ模型製のエッチングプライマーを筆塗りし乾燥後に錆色を塗装しました。このレールの材質に対するエッチングプライマーの効果の程は不明ですが、真鍮へのラッカー塗装ではかなり効果があることが十数年後に再塗装をしようとして塗料を剥がそうとするとわかります。

レールは枕木側にはみ出し気味に筆塗りしていきます。枕木の犬釘部分の凹凸部は塗料を塗り付けるのではなく筆につけた塗料をその部分に置いていく感じで塗装していきます。レールの踏面は後で塗装を剥がすので塗装不要ですがはみ出しは気にせず塗装してしまいます。ただ、分岐器のクロッシング部のウイングレールは実物では車輪が通らずレール踏面は錆色のままですので塗装後塗料は剥がしません。この部分は確実にレールの上面まで塗装するようにします。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作<7>

<自動運転プログラムの作成>
下の動画が今回作成したセッションの動画です。このセッションは概ね<その3>に記載した脚本に従って作成したものです。実際には14分のセッションですが、動画は列車の停車時間等を短縮して8分強に編集してあります。

今回作成したセッションの各車両の動きは<その3>に記載した下記の脚本からm84デコーダーによる駅舎の電灯制御を除いたものになります。[ ]で追記したのが制御対象の車両です。車両の説明は<その3>をご覧ください。

1)夜明け、駅員が起きて駅舎の宿直室の電灯が灯り、その後事務室、待合室の電灯が灯る。
2)しばらくすると場内信号が青になり、始発列車がやってくる。始発列車は乗客が少ないので蒸気動車の単行列車。[XDR1011}
3)信号が青になり始発列車が出発する。[XDR1011}
4)周囲が明るくなり、駅の電灯が消灯する。
5)通勤時間帯となりやってくるのは収容力の大きなプッシュプルトレイン。[BR218]
6)信号が青になり折り返しのプッシュプルトレインが出発する。[BR218]
7)次にやってくるのは2両編成のレールバス。[VT95]
8)そのレールバスが出発すると再び乗客が少なくなりやってくるのは貨車を引いた蒸気動車。[XDR1011}[VT95]
9)蒸気動車が客を下ろすと信号が入れ替え作業を許可する現示となり蒸気動車が貨車を貨物ホームに移動させ貨車を貨物ホームに移動させ再びホームに戻る。[XDR1011]
10)蒸気動車の入替作業が終わるとしばらくしてやってくるのはプッシュプルトレイン。[BR218]
11)プッシュプルトレインが到着すると蒸気動車が出発。[XDR1011]
12)夕方になると駅の電灯が灯ってプッシュプルとレインが出発する。[BR218]
13)その後レールバスが到着し、折り返していくと夜になり乗客の数も少なくなりやってくるのは蒸気動車の終列車。[XDR1011]
14)終列車が出発すると駅の電灯が消灯して一日が終わる。まず事務室と待合室の電灯が消灯し、しばらくすると宿直室の電灯が消える。[XDR1011]

CS3で自動運転を行う際のEVENT(ロコシーケンス)の作成方法は以前のブログで紹介しましたが、今回の作成方法もその方法と同一です。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作<6>

今回はレイアウトの配線の詳細を説明します。その前にその3に掲載したコンタクトトラックとシグナル、分岐器の配置と名称を記載した図を再掲します。

<使用したデコーダーと接続先>
今回のレイアウトに使用したデコーダーと設定したアドレス、接続先の一覧を下表に記載します。このレイアウトでは分岐器用のm83デコーダーを2個、Uncoupler用のm83デコーダを1個、コンタクトトラックの接点が接続されるS88 Linを1個、シグナル付属のデコーダーを4個使用しています。

m83デコーダーは分岐器用にmfx対応の製品、Uncouplerには旧製品を使用しています。アドレスの設定方法は一度覚えてしまえばそれほど難しいものではありません。Uncouplerはm83デコーダーの#1端子の分岐器切り替え用の端子2箇所にそれぞれUC1,UC2を接続してあります。

<シグナル>
シグナルは駅入り口は一般的なHome Signal(3現示)を使用しています。各引き込み線には入替作業の実施を想定し、入替許可現示のあるシグナルを使用しました。赤2灯がStop and No Switching、赤一灯と白2灯がStop,Swiching Allowedを意味します。詳細な規則についてはこれから勉強です。欧米の模型雑誌を読んでいると、信号の表示や汽笛の吹鳴パターンの説明に、よく規則XX条YY項が要求するものという説明が出てきます。またWEBサイトにも鉄道ファンがまとめたと思われるかなり詳しいそれらの規則が掲載されています。日本ではそのような解説はほとんど見かけませんが、これも日本と欧米の文化の違いが趣味にも現れているということでしょうか。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作<5>

<線路配置>
線路はMärklin Kトラックです。このレールは50年以上前の1969年から発売されているレールで、”K” はドイツ語のプラスチック(Kunststoff)の意味だそうです。ちなみにMトラックのMはメタルのMだそうです。最近のTMS誌に篠原のフレキシブルレールの製作法を紹介した記事がありましたが、このような構造の線路の製造方法は結構複雑なようです。当時樹脂と金属でレールを製造するということは画期的であったので、プラスチックを強調した名称にしたのでしょうか。発売年が正しければ昨年で 発売50年になりますが、Märklinもそのことををあまり話題にしておらず、他社からは発売されているコンクリート枕木の線路も無い等、先行きがちょっと心配です。それはさておき、使用したレールの品番は以下のとおりです。バックが白くなっている部分が線路を敷設したベースのサイズで、1330㎜x300㎜です(グレーの部分の細線は100㎜間隔です)。ただ、後で述べますが、後から右下の部分に小さなスペースを追加してあります。数字は品番ですが、端部の数字が重なっているところは品番#2200(180㎜)のレールを切断して長さを合わせてある部分ですので番号は無視してください。作図は前述のRailModeller proで作図したものです。また、今回使用するのは下側の2線です。

<コンタクトトラックの製作>
線路を敷設前にコンタクトトラックを製作します。このコンタクトトラックはもともとはレイアウト上に固定するのではなく、線路配置に応じて色々な位置に配置できるものとして作成したので外観等をあまり考慮しておらず、当初この部分を機関区の入換線として使用していた時はこの線路をそのまま使用していました。今回のコンタクトトラックはこの線路をを一部流用しましたのでまずはその製作法を説明します。写真を下に示します。

まず糸鋸で赤矢印の部分のレールを切断し、写真の上側のレールに絶縁区間をつくります。その絶縁区間のレールに黄色の矢印で示した#110のファストン端子(Cトラックについている端子と同じサイズの端子)をはんだ付けします。また、この加工によりレール単体で見ると絶縁区間の両側のレールには電源が供給されませんので、絶縁区間の外側のレールと反対側のレールの間に0.8㎜の真鍮角線(青矢印)をはんだ付けしてあります。Märklin Kトラックの線路の材質は何かがわからないのですが、ファストン端子や真鍮角線ははヤニ入りはんだや無酸ペーストでははんだ付けすることができませんでした。そこで真鍮工作用の塩化亜鉛溶液を用いたところ、はんだ付けすることができました。ただし、はんだ付け後には十分な洗浄が必要です。なお、レイアウト部分への流用に際しては、ファストン端子部分を短く切断し、そこにリード線をはんだ付けしています。

<線路の敷設>
上記のコンタクトトラックも含め、配線図にしたがて線路を敷設します。接続するALTENHOF機関区の線路はベースと線路の間にコルク板を挟んでありますが、騒音防止にはあまり効果がないのと、今回後ろ側の2線はそのまま使用しますので、線路はベース板上に直接篠原製のスパイクで枕木部を固定しました。なお、長さの調整が必要で、切断して使用した線路は、品番#7596の joiner とThard Rail Clipで接続してあります。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作 <4>

<線路配置の詳細>
今回は線路の配置プランの説明をさせていただきます。線路配置の詳細を下に示します。使用線路はMärklin Kトラックで、1350㎜X300㎜の9㎜のシナ合板で作成したベース板上に直接取り付けてあります。使用した線路は以下のものです。

2272/2273は長さ225㎜の分岐器が22715/22716に置き換わる前の製品でFrogが可動式になっています。Frog部が可動式の分岐器は実物では新幹線に使用されているようですが、以前カツミ(エンドウ)から発売されていた金属道床線路も構造は違うもののFrog部が可動式でした。Märklinのものは枕木部分に仕込まれたリンクでFrog部の尖った側を動かしているためこのリンクのためにバラストの散布範囲が限定されてしまいます。それはさておき、線路配置を下図に示します。

上の2線はALTENHOF機関区の入れ替え用の引込線で今回使用しませんのでカバーで隠してあります。また角引き込み線の終端部は適宜線路を切断して長さを合わせてあります。なお、この線路配置の描画にはApp Storeで購入したRailmodeller ProというApplicationを使用しています。私は普段Macを使用していますので、使用できる線路描画のためのアプリは限定されてしまいます。Windows PC用のWintrackに比較して決して機能が多いアプリではありませんが、線路配置を検討するのには十分であり、また下記のような3D表示もできますので、以前掲載したようなイメージイラストもこの図を利用して作成できます。

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レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作 <3>

<シナリオを想定する>
前回までの検討で大体の線路配置は決まりました。そこでその構想に従い線路配置の詳細を決定しますが、今回のような自動運転を想定するレイアウトでは、運転する列車の長さだけで線路配置を決めるのではなく、ある程度レイアウト上の列車の動きを想定し、自動運転用の列車位置を検出するセンサー(コンタクトトラック)、信号機、アンカプラーをどの位置に設置するかを検討する必要があります。いわば映画や演劇で、台本に基づく役者(車両)の動きに応じて自動で舞台装置を動かすためのセンサー(コンタクトトラック)を配置し舞台装置(信号機等)の配置を検討するという感じです。

今日現在の進捗状況です。

<車両>
今回役者に相当する車両は、構想時点で手元にあった車両を想定しました。その形式と長さは下記のとおりです(()はItem#, <は全長>)。
1. レールバス VT98 (#39978) <32cm>
2. プッシュプルトレイン Br218+Silverline (#39180+4#3820) <49cm>
3. 蒸気動車 SNCF XDR1101 “Kittel” (#37258) <14cm>
4. 貨車 Post 2ss-t/13 (#47360) <17cm>
5. 貨車 Jaheswagen 2011 GI22 (#48161) <15cm>
です。

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