ジオラマ:”旧市街のクリスマス”:その2

<ベースと線路>
今回のジオラマ のベースの構造を下に示します。図には記載していませんが、長さは1260㎜です(180㎜のメルクリン Kトラック7本分です)。

今回のジオラマは街の風景が主体ですのでまずは線路と街並みの位置関係を検討しました。今回はトラムの軌道を道路に敷設することにしましたので踏切を避けるため線路の高さと街のグランドレベルに高低差をつけることが必要になりますが、その方法はメインラインを高架線とする方法とメインラインを街並みの下部に置く方法が考えられます。東京で言えば、有楽町から神田にかけてのレンガアーチによる高架橋と市ヶ谷付近の中央線が街の一段下のレベルを走るパターンです。

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ジオラマ:”旧市街のクリスマス”:その1

ヨーロッパの旧市街のクリスマス風景の再現を試みたHOレイアウト(ジオラマ)を紹介させていただきます。概要は下記の画像をご覧ください。

<製作の動機>

私は長年車両の模型を製作してきましたが、車両模型と言うものはいかにプロトタイプを再現するかと言うことに注力して製作を進めていきます。そのため模型化の対象とする車両の好みのプロトタイプを選択するという作業はありますが、その対象自体を構想するということはありません。車両でこの作業ができるのはフリーランスの車両を製作するか、架空の鉄道をイメージし、その中で実物の車輌をその鉄道向けにマイナーチェンジするということになります。ただこれを行うには実現のための確固なテーマ(製作のモチベーション)。というようなものが必要になりますが、私にはなかなかそこまで踏み切れません。その点、レイアウト(ジオラマ)の製作には、鉄道という舞台の中である程度自由なイメージで構想を考え、実現するという面白さがあります。この面白さを味わいたいと思い製作したのがこのブログでも紹介させていただいたメルクリンシステムを使用したARTENHOF機関区のジオラマで、そのジオラマ にメルクリンデジタルの自動運転機能を加えて楽しんでおりました。そうこうするうちに今度は鉄道主体ではなく人間の生活を主体とし鉄道を脇役としたジオラマを作成してみたいと思うようになりました。そう思った理由の一つはPreizerのフィギュアです。このフィギュアを見ていると、この開発者は人類行動学者かマンウオッチャーではないかと思うくらい実際の生活で起こるシーンが再現されています。ジオラマと言う舞台を作成し、車輌をその中に置くと車両が引き立って見えることは周知の事実ですが、このジオラマは はPreizerのフィギュアに活躍の場を与える鉄道を脇役とした舞台だと言っても良いかもわかりません。

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ジオラマ”ALTENHOF機関区”の紹介とMärklin CS3による自動運転(その4/最終回)

(7) 機関車のプログラミングその3:機関車ごとの設定を組み合わせたシーケンス運転(セッションシーケンスの作成)

最後に今回作成したセッションシーケンスについて説明させていただきます。なお、最初にお断りさせていただきますが、以下の手順、方法は私が実際に行なったものですが他にもやり方は色々あると思いますのでひとつの参考としてお読み下さい。また、この記事に従った設定で万一システムの故障等が発生しても当方では責任を負いかねますのでご理解どご了承をお願い致します。

今回作成作成したジオラマと入換用の線路、コンタクトトラックの配置は下図の通りです。またピンクが初期状態で各線路に配置されている機関車です。

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ジオラマ”ALTENHOF機関区”の紹介とMärklin CS3による自動運転(その3)

(6) 機関車のプログラミングその2:機関車ごとの設定

以下に機関車のプログラミング(ロコシーケンス)の作成方法を記載させていただきます。なお、最初にお断りさせていただきますが、以下の手順、方法は私が実際に行なったものですが他にもやり方は色々あると思いますのでひとつの参考としてお読み下さい。また、この記事に従った設定で万一システムの故障等が発生しても当方では責任を負いかねますのでご理解どご了承をお願い致します。

ロコシーケンス、セッションシーケンスはCS3のevent機能で設定します。eventの追加は画面の上の部分のメニューでEdit > Add eventと選ぶことにより新規のevent入力画面が現れます。ここにサイドの機関車のコントロール画面のアイコンや分岐器等のデバイスのアイコンをドラッグしてドロップすることでコマンドの羅列としてでeventが作成されていきます。この方法についての詳細な手順はマニュアルや他のウエブサイト等で解説されていますので詳細は割愛します。

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ジオラマ”ALTENHOF機関区”の紹介とMärklin CS3による自動運転(その2)

以下に自動運転シーケンスプログラムの作成方法を記載させていただきます。なお、最初にお断りさせていただきますが、以下の手順、方法は私が実際に行なったものですが他にもやり方は色々あると思いますのでひとつの参考としてお読み下さい。また、この記事に従った設定で万一システムの故障が発生しても当方では責任を負いかねますのでご理解どご了承をお願い致します。
なお、私の使用しているCS3ハードウエアは比較的初期の製品で、この設定を行なった時のソフトウエアバージョンは1.4.1でした。

(5) 機関車のプログラミングその1:全体の構想とスタート時の設定

個々の機関車に対する設定を行う前に、自動運転の全体構想を検討します。
画像には機関車のアイコンがありますが、このアイコンが個々の機関車を動かすシーケンスプログラムを発動させるアイコンです。また、S字状のアイコンは機関車を動かすシーケンスプログラムを発動させるアイコンを複数組み合わせたものです。以降、前者をロコシーケンス、後者をセッションシーケンスと呼ぶことにします。

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ジオラマ”ALTENHOF機関区”の紹介とMärklin CS3による自動運転(その1)

ジオラマの紹介

今回紹介させて頂くジオラマ自体は2000年ごろに製作したものです。この数年前にメルクリンのZゲージによるレイアウトを作成しましたが、もう少し大きな車両を実際の風景の中で運転したいと考えこのジオラマを作成しました。HOゲージのレイアウトはスペース的には不可能で、かといってただの往復運転では物足りないと考えてジオラマの題材は機関区とし機関車の入出庫の風景を再現することとしました。

ジオラマのサイズは約1200㎜X400㎜で線路はメルクリンKトラックを使用しました。周囲を補強した9㎜厚の合板の上にコルク板を貼り、線路を固定した後Busch製のバラストを散布しました。ポイントマシンは信頼性を考え上面に配置してあります。

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