模型工作:ペーパー製旧型国電製作記 その5

前回より大分間が空いてしまいましたが、今回はクハ76の組立てを前面部分を中心に説明させていただきたいと思います。クハ76の前面部分は言うまでもなく湘南型の2枚窓です。この一世を風靡したデザインは今でも一部の車両で見ることができますがその形状を実物の印象通りに製作するのは大変難しいものです。昔発売されていた小高模型のペーパーキットは前面部分は真鍮製のパーツが入っていました。このパーツは真鍮の薄板を絞り加工したパーツで、今でも手元にあるのですが、湘南型の前面は運転台の窓まで表現しているため他の前面に比べて奥行きがあり設計や製造が難しいためか全体的な印象が実物の印象とは異なっており、あまり満足のいくものではありません。とは言ってもペーパーで作るのも難しそうです。今回の製作にあたっても手持ちのパーツの使用も考えたのですが、今回思い切ってペーパーによる自作にチャレンジしてみました。うまくできる自信は全くなかったのですがパーツの印象もイマイチですので同じイマイチになるのならペーパーでの自作にチャレンジしてみようと思った次第です。

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鉄道写真:気動車の混結編成

前回、キハ22の紹介の中で本州の一般型気動車はどこに行っても同じような車両が走っているという事を書きました。これは当時の国鉄に、車両を標準化することにより全国どこでも配置転換可能とするという目的があったからということです。またそのために特急型以外の気動車は10系気動車から当時最新の40系気動車まで、車種を選ばず全て混結可能になるよう駆動制御システムも標準化されていました。このため、車両は地域による差は乏しくてもも列車の編成としてみると全国各地、各時代でその地域に配属されている車種に応じて多種多様な編成の普通列車が走っていました。今回は、私の撮影した写真の中から各地の一般型気動車混結編成をご紹介したいと思います。

まずは1970年の八高線で撮影した写真です。キハ172輌の後ろにキハ35が連結されています。当時の八高線にはまだD51が牽引する貨物列車が健在でその撮影に来た際に撮ったものです。車体断面の小さい10系気動車が混結編成の中に入ると、雑多感満載という感じです。

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模型車両の紹介 北海道のローカル気動車 キハ22+キハユニ25

模型車両の紹介 北海道のローカル気動車 キハ22+キハユニ25

北海道のC62に続いて北海道のローカル気動車、キハ22とキハユニ25を紹介させていただきます。キハユニ25が1976年、キハ22が1989年の作品です。

国鉄時代から民営化後の初期、北海道以外の地域の国鉄型の気動車は、標準化の名の下に全国各地ほぼ同じ形式の車両が使用されていました。地域的な差としてキハ58、キハ35、キハ23等には暖地向け、寒地向けの区別がありましたが、これらは外観的な差はベンチレターやタイフォンの形状等が主なものであり、遠目には区別がつかないものであり、地方に行っても走っている車両からはその地方に来たなという実感は湧きませんでした。そのような中で北海道の気動車は形式番号も本州の気動車とは異なり、また2重窓を採用しているため車体の形状も本州の気動車との違いが一目でわかるものでした。当時このような特徴のある車両が本州とは違った雄大な風景のなかを走る姿に魅力を感じており、この時期に私の製作した車両は多くの車両が北海道に縁のある車両になっています。今回紹介させていただくそんな車両の中の一つです。

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模型車両の紹介:北海道のC62 その3

前回まで2回にわたりC623を紹介させていただきましたが今回はその相棒、C62 2の紹介をさせていただきます。

私が初めてC62 2を見たのは1979年、梅小路蒸気機関車館でした。当時の梅小路はまだ火の入っている蒸気機関車が複数あり、扇形庫の複数の機関車から煙が上がっていました。

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模型車両の紹介(+鉄道写真):北海道のC62 その2

表題は模型車両の紹介ですが、今回は実物の話からさせていただきます。私は前回ご紹介させていただいたC62重連(C62 3)が完成した後の1989年8月に北海道を訪れ、実物のC62 3と対面する機会に恵まれました。

そのとき撮影した画像は以下にアップしてありますのでよろしければご覧ください。

この訪問の約2年半前の1987年、ちょうどC62重連が完成した頃に、北海道でC62 3を復活させようという動きがあり、C62 3の本格的な運行を目指し北海道鉄道文化協議会が発足しました。その中でSL C623 動態保存基金の募集があり、私も早速募金させていただきました(たった一口でしたが)。

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模型車両の紹介:北海道のC62 その1

前回までEF64,EF71,ED78と奥羽本線(板谷峠)にゆかりのある車両を紹介させていただきましたが、今回は北海道のゴールデンコンビと言われたC622とC623を紹介させていただきます。とは言っても私は実物を見たことはありません。引退してしまったのは私が高校生の時でした。この作品は1985年ごろの作品です。

この2両はカツミのイージーバラキットを組み立てたものです。購入場所はよくおぼえていないのですが、多分今はなき東急デパート日本橋店のカツミ直営ショップではなかったかと記憶しています。当時は結構多くのデパートに鉄道模型売り場がありました。人気商品はいわゆる「模型店」では直ぐ売り切れてしまうのですが、デパートの直営店はマニアの方はあまり訪れないのか、発売日から日の経った製品でも結構在庫があることがあり、そのような製品が入手できる可能性がある穴場的存在でした。

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模型工作:ペーパー製旧型国電製作記 その4

前回その3までで車体の部品が完成しました。今回はその組み立てを行ない本格的に下地処理を行なう前の車体を完成させます。

まずは前回までで完成した部品に簡単な下地処理を施します。以降、私の行った方法を記載させていただきますが、下地処理の方法はいろいろなやり方があります。あくまでも一例として説明したいと思いますので留意願います。

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模型工作:ペーパー製旧型国電製作記 その3

その2に続き、今回は前面と妻板の工作を説明します。
まず治具(型紙)と前面の展開寸法を決めるための試作品?を作ります。とは言っても下の写真の様な簡単のものです。一つは前面を上から見た形状の型紙、もう一つは前面を正面から見たときの車体の形状の型紙です。今回はいずれも原寸大の模型用図面をコピーしてそれを切り抜いて使用しています。とは言っても旧型国電の前面はR3000(半径3m)の曲面で側面とその曲面はR250で繋がっている単純な形状で、貫通扉部分の平面部は幌枠の部分を平面とすると幅11㎜(原寸図面の実測)ですのでこの寸法でコンパスと定規で方眼紙状にその形状を書いて作成することも可能です。型紙をなぞるよりその方が正確かもわかりません。

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模型車両の紹介:板谷峠のEF71/ED78(しなのマイクロ製キット組み立て品)

1976ごろ製作したEF71とED78を紹介させていただきます。この作品はしなのマイクロ社製のキットそ組み立てた作品です。

<実物について>
 EF71とEF78は福米線といわれた福島ー米沢間の板谷峠の交流化に伴い新製された機関車で、当時はEF71がEF78福島ー米沢間の補機として、ED78が福島ー山形間および仙山線用に新製されたということです(実際には色々な運用があったようですが)。
 福島ー米沢間は碓氷峠に次ぐ国鉄の急勾配区間で、この模型を作った当時EF71、EF81に牽引された普通列車はスイッチバックを繰り返して峠を行き来していました。 当時碓氷峠は専用機関車と高規格の軌道で運用され、峠の釜飯のおかげもありその存在は一般の方々にもある程度知られていました。それに比較すると板谷峠はあまり一般の方の話題に上ることもない地味な路線でした。しかし難所であることには変わりなく、冬には大量の積雪という悪条件も加わります。当時雪の中で樹脂系の制輪子を使用した車両が峠の途中で停車した際に逆走事故を起こしたこともあったと記憶しています。また1980年代になっても普通列車しか停まらないスイッチバックの峠駅では列車が到着するとホームで売り子さんが峠の力餅を売っていました。

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模型車両の紹介:EF64(しなのマイキロ製キット組み立て品)

1974年に製作したEF64を紹介させていただきます。
 この作品はしなのマイクロ社製のキットを組み立てたもので私にとって初めて真鍮製キットを組み立てた作品になります。

<実物について>
 EF64は当初板谷峠に配置されましたが、その後中央線に転属し、新製車と共に中央東線で活躍していました。しかし当初の運用は高尾以遠での運用が主体でしたので東京都内では殆ど見る機会がありませんでした。
 その後、EF13に代わり新宿発の客車列車の牽引に充当されるようになるとともに成田空港の工事開始にともない成田空港への採石運搬列車に使用される等、高尾以東でも次第に見る機会が増えてきました。また、夏休み等の多客期には臨時客車急行のたてしな号にも運用されていました。この作品はそのような時代に作った作品です。

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