模型車両の紹介:北海道のキハ82系:その2

前回のその1に引き続き、その2では下回り、車体の細部を模型作成時に参考にした私が撮影した写真とともにご紹介させていただきます。

床下機器は日光モデルのダイキャスト製の製品、”床下機器セット気動車(D)”を使用しました。細密なダイキャスト製のパーツです。各車両とも真鍮版で製作した取り付け板に接着してあります。写真は上からキハ82、キハ80、キシ80の床下です。

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模型車両(実物写真)の紹介:北海道のDD51

前回の模型車両の製作ではC62重連が牽引した急行ニセコの編成をご紹介させていただきましたが、今回はその編成を牽引するために、KATOのDD51を北海道型に軽加工した作品をご紹介します。

C62重連が牽引した急行ニセコは1971年9月にその終焉を迎えますが、列車自体はその後も存続し、以降10年弱は旧型客車で、その後1986年までは14系客車で運転されていました。このように長年客車急行として存続し得たのはこの列車が青函連絡線で航送される郵便・荷物車を連結していたからであったからと考えられます。そのC62後任の牽引機は当時の国鉄唯一の本線用ディーゼル機DD51で、C62と同様、山線区間はDD51重連で運転されていました。今回はその模型をDD51の実物写真とともに紹介させていただきたいと思います。

KATOのDD51の発売開始は1986年でした。それまでDD51の模型は天賞堂から真鍮製、エンドウからダイキャスト製のモデルが発売されていましたが、前者は高価であり、後者は全体的にはバランスが取れているもののダイキャスト製の荒削りな製品でした。またキットはしなのマイクロ、珊瑚模型店から発売されていましたが、見るからに製作が難しそうなものでした。そんな中KATOが発売したプラ製のDD51は実物の印象をよく捉えており価格も¥15,000とリーズナブルなものでした。私もニセコの編成を製作した後、早速購入を考えたのですが当時は暖地向けの機体しかなかったので、その製品を2両購入し、北海道型に軽加工することとしました。

当時HOモデラーはプラ製の製品(真鍮製以外の製品)を安物として馬鹿にする傾向がありましたが、当時模型車両を製作していたものとして、国鉄凸型ディーゼル機は駆動装置・形態とも非常に製作が難しい車種であり、KATOがプラ製の機関車第一号としてDD51を選択したのは今思えば HOモデラーにプラ製の製品を認知させる戦略だったのかもわかりません。

<実物>
実物のDD51には仕向地域により暖地向け、A寒地向け、B寒地向けの3タイプがあり、当然北海道向けは外観的にはスノープラウ、旋回窓、運転室窓のプロテクタ、汽笛カバーを装備したA寒地向ですが、改造にあたり北海道型を特徴付けるためさらに特徴的な仕様としてヘッドライト3灯、ボンネット先端にスピーカーを装備した機体とすることにしました。

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模型車両の紹介:EF6446(7次量産機:中央西線電化開業用)

8月にご紹介したEF64と重連にすべく作成したEF64をご紹介させていただきます。作品は1978年ごろの作品です。

EF64が中央棟線に投入された当初は甲府以東はED61が重連で運用されており、EF64牽引の貨物列車を見る機会は比較的少なかったのですが、ED61重連は70年代後半次第にEF64重連に置き換えられていきました。私が中央東線に列車の撮影によく行った時期は、客車列車が電車化されてED61がEF64に置き換わった後でしたので、EF64でまず思い浮かぶのは重連で貨物列車を牽引する姿です。というわけで前作のEF64と重連を組ませるためにもう一台のEF64を製作した次第です。使用したキットは前作と同じしなのマイクロ製のキットです。

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鉄道写真:北東北の鉄道 1982・初秋 vol. 1 (奥羽本線/五能線)

1982年9月に北東北を旅した際の写真を紹介させていただきます。
今回はvol. 1として五能線を主体とした奥羽本線、五能線の写真をご紹介させていただきます。
この時の写真は下記にアップしてありますのでよろしければご覧ください(動画のタイトルが1983となっていますが1982の誤りです。申し訳ありません)。

1982年の大きなイベントの一つは何と言っても6月の東北新幹線の開業です。ただ当初同時開業を予定していた上越新幹線は新中山トンネルの大出水事故により開業が11月に延期となったため新幹線開業に伴うダイヤ改正の規模は比較的小さく、新幹線と同一区間を走る特急やまびこの廃止が主なもので、東北本線のその他の特急ひばり、はつかり等の特急列車はまだ運転されておりました。また東北本線以外の東北地方の列車体系はほぼ新幹線開業前の状態を維持していました。以下はその様な時代の旅の記録です。

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鉄道写真:気動車の混結編成

前回、キハ22の紹介の中で本州の一般型気動車はどこに行っても同じような車両が走っているという事を書きました。これは当時の国鉄に、車両を標準化することにより全国どこでも配置転換可能とするという目的があったからということです。またそのために特急型以外の気動車は10系気動車から当時最新の40系気動車まで、車種を選ばず全て混結可能になるよう駆動制御システムも標準化されていました。このため、車両は地域による差は乏しくてもも列車の編成としてみると全国各地、各時代でその地域に配属されている車種に応じて多種多様な編成の普通列車が走っていました。今回は、私の撮影した写真の中から各地の一般型気動車混結編成をご紹介したいと思います。

まずは1970年の八高線で撮影した写真です。キハ172輌の後ろにキハ35が連結されています。当時の八高線にはまだD51が牽引する貨物列車が健在でその撮影に来た際に撮ったものです。車体断面の小さい10系気動車が混結編成の中に入ると、雑多感満載という感じです。

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模型車両の紹介(+鉄道写真):北海道のC62 その2

表題は模型車両の紹介ですが、今回は実物の話からさせていただきます。私は前回ご紹介させていただいたC62重連(C62 3)が完成した後の1989年8月に北海道を訪れ、実物のC62 3と対面する機会に恵まれました。

そのとき撮影した画像は以下にアップしてありますのでよろしければご覧ください。

この訪問の約2年半前の1987年、ちょうどC62重連が完成した頃に、北海道でC62 3を復活させようという動きがあり、C62 3の本格的な運行を目指し北海道鉄道文化協議会が発足しました。その中でSL C623 動態保存基金の募集があり、私も早速募金させていただきました(たった一口でしたが)。

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鉄道写真:北海道の鉄道 1981・冬

1981年の冬、大学の先輩と北海道へ撮影旅行した際の写真を紹介させていただきます。その時撮影した写真は以下のYoutubeにアップしてありますのでこちらもご覧ください。

https://youtu.be/8pflZo8RZaI

https://youtu.be/MKmT5mqp_W4

https://youtu.be/EQupzYy_0S0


ここではその行程を旅行記的に、追加の写真、資料も交えて紹介させていただきます。
旅した経路は以下のとおりです。*が主な撮影地点です。

東京ー函館*ー<函館本線>ー大沼*ー長万部ー<函館本線>ー札幌*(泊)ー<函館本線>ー砂川*ー深川ー<留萌本線>ー留萌ー<羽幌線>ー幌延*ー<宗谷本線>ー抜海*ー稚内(泊)ー<天北線>ー浜頓別ー<興浜北線>ー北見枝幸ー<バス>ー雄武ー<興浜南線>ー興部ー<名寄本線>ー中湧別ー湧別*ー中湧別ー<名寄本線>ー遠軽ー<石北本線>ー網走(泊)ー<釧網本線>ー標茶ー<バス>ー厚岸ー<根室本線>ー根室ー<根室本線>ー帯広(泊)ー<レンタカー>ー十勝清水*ー新得*ー帯広ー<根室本線>ー苫小牧(泊)ー<室蘭本線>ー白老*ー東室蘭ー<室蘭本線>ー<函館本線>ー函館ー(車中泊)ー東京

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