レイアウトの製作:自動運転を前提としたレイアウトセクションの製作 <4>

<線路配置の詳細>
今回は線路の配置プランの説明をさせていただきます。線路配置の詳細を下に示します。使用線路はMärklin Kトラックで、1350㎜X300㎜の9㎜のシナ合板で作成したベース板上に直接取り付けてあります。使用した線路は以下のものです。

2272/2273は長さ225㎜の分岐器が22715/22716に置き換わる前の製品でFrogが可動式になっています。Frog部が可動式の分岐器は実物では新幹線に使用されているようですが、以前カツミ(エンドウ)から発売されていた金属道床線路も構造は違うもののFrog部が可動式でした。Märklinのものは枕木部分に仕込まれたリンクでFrog部の尖った側を動かしているためこのリンクのためにバラストの散布範囲が限定されてしまいます。それはさておき、線路配置を下図に示します。

上の2線はALTENHOF機関区の入れ替え用の引込線で今回使用しませんのでカバーで隠してあります。また角引き込み線の終端部は適宜線路を切断して長さを合わせてあります。なお、この線路配置の描画にはApp Storeで購入したRailmodeller ProというApplicationを使用しています。私は普段Macを使用していますので、使用できる線路描画のためのアプリは限定されてしまいます。Windows PC用のWintrackに比較して決して機能が多いアプリではありませんが、線路配置を検討するのには十分であり、また下記のような3D表示もできますので、以前掲載したようなイメージイラストもこの図を利用して作成できます。

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