模型車両の紹介:C12の牽引する貨物列車

C12が牽引するローカル線の貨物列車を紹介させていただきます。C12はカツミのシュパーブラインシリーズのバラキットを組み立てたもので、1977年ごろの作品です。貨車はそれ以降に購入、製作したものです。

私が鉄道模型を始めたのは前回の東京オリンピックの年である964年ですが、その頃模型店やデパートのショーウインドウに鎮座していた蒸気機関車がカツミ模型店製のシュパーブラインシリーズでした。そのC62の価格は1万円を超えるもので、とても庶民に手の届くものではありませんでした。当時の小学生にとってはスケールモデルはとても入手できるものではなく、お年玉をためて増備できるのはカツミ模型店のEB10、つぼみ堂模型店のCタンク等でした。

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模型車両の紹介:キハ10+キハ11

模型車両の紹介:キハ10+キハ11

フェニックス模型店のキットを組み立てたキハ10とキハ11を紹介させていただきます。1980年頃に製作した作品です。キハ10、キハ11は、DMH17エンジンとトルクコンバーターを用いた一連の一般型気動車の礎となり当時400両以上が製造されたキハ17の一族でキハ10がWCなし、キハ11がWC付きの両運転台車です。

東京在住の私の年代ですと、小学生の頃には房総方面にはまだ蒸気機関車が牽引する列車が少し残っており、夏休みに海水浴に行く際に利用することもありました。蒸気機関車が牽引する列車に乗車すると夏の暑い中、トンネルに入るたびに窓を閉めなければならず、目的地に着くまでには衣服や髪の毛も煤で汚れてしまっていたことを覚えています。キハ17系の車内設備はその頃使用されていたオハ35等の客車に比較して大きく改良されているとは言い難いものですが、このような煩わしさがないという所には大きな差があり、気動車列車の快適さを実感したものでした。

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模型車両の紹介:EF6446(7次量産機:中央西線電化開業用)

8月にご紹介したEF64と重連にすべく作成したEF64をご紹介させていただきます。作品は1978年ごろの作品です。

EF64が中央棟線に投入された当初は甲府以東はED61が重連で運用されており、EF64牽引の貨物列車を見る機会は比較的少なかったのですが、ED61重連は70年代後半次第にEF64重連に置き換えられていきました。私が中央東線に列車の撮影によく行った時期は、客車列車が電車化されてED61がEF64に置き換わった後でしたので、EF64でまず思い浮かぶのは重連で貨物列車を牽引する姿です。というわけで前作のEF64と重連を組ませるためにもう一台のEF64を製作した次第です。使用したキットは前作と同じしなのマイクロ製のキットです。

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模型工作:ペーパー製旧型国電製作記 その10(最終回)

この旧型国電製作記も10回目となりました。今回は最後の工程である塗装と細部の仕上げについてご紹介させていただき、この製作記を完結したいと思います。
下記にこれまでの説明をダイジェスト版の動画にまとめましたのでよろしければご覧ください。


塗装はエアーブラシによる吹き付け塗装で行いました。塗料は屋根とプラ製の床板を除きマッハ模型の鉄道調色塗料を使用しています。ペーパー車体ですので市販の鉄道スプレーも使用できますが、私は数十年前から金属、ペーパー車体を問わずこの塗料で塗装をしています。

私が塗装に使用しているエアブラシ機材は今から30年以上前にエコーモデルさんで購入したトーマスデラックスアートセットで、エアーブラシはタミヤスプレーワークスのノズル径0.3㎜です。購入当時使用したエアーブラシはエコーモデルでお勧めいただいたBADGER350で、最近まで使用していたのですが吐出の調整が非常に難しいため現在は使用していません。このエアーブラシは現在でもタミヤで販売されているようで、購入時バジャー のジョイントサイズに合わせた変換プラグも購入しましたが、この変換プラグとバジャーのホースはタミヤのスプレーワークにもそのまま使用できます。

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