Z-ゲージレイアウト ”Keiserburg  Stadtbahn II”の製作(1) -製作の動機とレイアウトプランの概要-

私はここ数年,かつて故 なかお・ゆたか氏が製作された”蒸気機関車のいる周辺”をモチーフとした日本型の機関区のレイアウトセクションや,Märklin Digital systemを使用したドイツの中央駅をイメージしたレイアウトセクションを製作してきました.しかし運転という面で考えると前者の機関区セクションはどちらかというと自作した機関車の鑑賞主体の往復運転が主体で列車の運転という意味での面白さはあまりなく,後者は駅を発着.通過するサウンド付きの長編成列車の運転は楽しめるもののその実態はいわば「セクションを組み込んだ組立式レイアウト」であり,DCC制御を採用しているため電気配線(接続)は短時間でできるものの組立と撤収は結構変です.
 私の考える理想のレイアウトはオーディオ装置の電源を入れて好みのCDやアナログレコードをプレーヤに装填しればすぐに音楽を楽しむことができるような感覚で,思い立ったら気軽に列車の運転を楽しめるレイアウトです.

そういう意味では以前紹介した1995年頃から2000年ごろにかけて製作したZゲージレイアウトがあるのですが,なにぶん私が初めて製作したレイアウトであり,当時レイアウト製作に対する十分な知識や経験がが不足していたため線路配置が比較的単純なものとなっています.またレイアウトは欧州の頭端式の駅の再現ににこだわったため周回線上に駅がなく,連続運転時には単純な楕円形状の周回線上をひたすら列車が周回するという単調な運転しか楽しむことができません.また3線式のDCC制御に慣れてしまった今となっては駅に列車を出入りさせる際のリバース区間の極性切り替えやブロックへの給電スイッチの操作にも煩わしさを感じます.ただ,レイアウト自体の細密度については現在でもそれほど不満はなく,使用しているのシステムがMärklin製のシステムだけあって,30年後の現在でも分岐器の切り替え動作や車両の走行には全く問題はなく,製作当初と変わりない快適な運転が楽しめます.そこで今回,この初代のレイアウトを一度解体し,線路やストラクチャー等を再利用する形で新たなを製作することを決断しました.なお,このレイアウトの鉄道名はこの前作のレイアウトの名前を残し,”Keiserburg  Stadtbahn II”と命名しました.

今回解体を決断した前作のレイアウト.最終的に解体を決断するまでには結構迷いがありました.

これからそのレイアウトの紹介をしたいと思いますが,紹介は製作と同時進行になりますので更新は不定期かつ長期間になることをご了解ください. 


<線路配置の検討>
前回作成したレイアウトの配線の概略図が下図になります.この線路配置は日本では比較的多く採用されているようで,過去には荒崎良徳誌の雲龍時鉄道や祖師谷軽便鉄道にその例が見られます.私も製作時のはそれらを参考としています.日本型では駅の部分に機関区や貨物駅を設ける例が多いようですが,私はこの部分を比較的大規模な頭端式の駅(Hauptbahihof)として欧州の雰囲気を出すこととしました.ただこの配線は駅への出入りにはリバース区間が必要であるとともに,スペースが狭いとエンドレスの周回線が比較的単純な形状となってしまいます.また周回線から駅の経路は駅への発着時しか列車が通過しないため「列車密度」が低くなり,さらに通過の際はリバース区間での極性切り替えが必要となるためこの部分の風景を作り込んでもそこを走る列車の姿を余裕を持って楽しむことができないという欠点があるようにも感じます.そこで今回のプランはこの欠点を改良することに主眼を置きました. 

前作のレイアウトの概略の線路配置

なお,レイアウトの寸法は前作のスペースとほぼ同一の1450×600㎜としました.これはHOゲージの寸法に換算すると約3340×1520㎜(1/80では3980x 1650㎜)となります.このスペースは私が購読しているMärklin magazinの毎月掲載されるHOゲージのレイアウトプランの中では標準的なサイズですが,日本ではどちらかというと大型の部類に入るのではないかと思います.現在Märklin magazinに掲載されるこのサイズのレイアウトプランは通過駅を中心にその両端にトンネルを設けその両端あるいは片側の複線を模した2線の間を途中にStaging yardを設けながら結ぶプランで,その途中の経路の大半が外からは見えない位置にある設け,その一部を露出させて駅間の風景を再現しているものが多いようです.その中には列車がその経路をどのように通過していくかが一目でははわからない複雑なプランもあります.Märklinシステムは3線式であるためリバース区間での極性の切り替え(路線スイッチの操作)が必要ないためか,中には2線式では両側にリバース区間が必要になる配線も比較的多く見られます.

Muarklin magazinに掲載されているレイアウトプランの一例.写真ではわかりにくいですがこのレイアウトプランは3層構造になっています

 かつてMärklinに代表される欧州のレイアウトはテーブルの上に楕円形の線路を敷き詰めためたようなプランが多く,玩具的と言われていました.当時のMärklin社のカタログに掲載されているプランもほとんどそのような玩具的と言われていたプランです.ところが現在のMärklin magazin上で提案されるプランは上の写真のようなプランが多く,当時の面影は全くなくなっています.当時の鉄道模型趣味の誌上で主筆の山崎喜陽氏はレイアウトを実感的に見せるか否かは線路がジェットコースター的にならるのを避けることが重要であり線路をいかに隠すかに重要であるという旨の発言を度々されていましたが,上記のプランはまさにそれを実践しているようなプランで,このようなプランと比較すると現在の日本のNゲージレイアウトの方がジェットコースター的で「玩具的」に見えるものが多いような気さえします.またプランでは台枠に隠れた部分は小径カーブが使用されてStaging yardの有効長を稼いでおり,欧州の車両の小径カーブが通過可能という利点が最大限生かされているようにも感じます,欧米は日本に比較して住居が広く,鉄道模型に使用できるスペースが日本より広いと言われますが,ドイツの家庭にある鉄道模型のレイアウトはHome layoutと呼ばれ家族で楽しむことが多いため,米国のような広大なスペースを持つ個人レイアウトはあまり見かけません.米国のレイアウトは複数のオペレーターでセッション運転を行う半島型の大規模なレイアウトと比較的小規模のレイアウトに2極化しているように感じますが,小型レイアウトでは小型車両や貨車の入れ替えを楽しむプランが多く,線路配置はそれほど複雑ではありません.日本では戦後,鉄道模型の楽しみ方について米国を範としたためか,いまだに欧州のレイアウトは玩具的であるという感覚を持つ方が多いような気がします(事実当時はそうでした)が,デジタル制御の普及にを機に欧州の鉄道模型,少なくともメーカーが提案するレイアウトプランは大きく変化しているように感じます.日本では比較的狭いスペースで長編成の列車を走らせるプランが多いようですが,そのようなレイアウトを計画する場合にはこのような現代の欧州のレイアウトプランを参考としても良いのではないかかと感じます.なお,我々にはほとんど無縁の存在ですが,米国の半島式の大型レイアウトを設計する際には,複数のオペレーターでスケールタイムを使用しセッションによる運転を行うために各種のセッションに対応できるように事前にダイヤグラム等による列車運行のシミュレーションを十分に行なって駅間の距離を決める等,レイアウトの線路配置の設計はかなり難しいようで,決して独学により一朝一夕で設計を行えるようなものではないもののようです(NMRAでは毎年セミナーを開催して,おり,設計者の力量を認定する制度もある様です).
欧州でいつから上記の様ななプラン多く提案されるようになったのかは定かではありませんが,2000年ごろにMarklin insider誌に手書きで掲載されていたレイアウトプランにはあまり現在のような複雑なものは見かけませんのでこの傾向はデジタル制御の普及とレイアウト作成用のソフトウエアの普及が大きいのではないかと思われます.当時はレイアウトプラン検討用のテンプレートも発売されてカタログにも掲載されていましたが,このような製品がカタログから姿を消したのもデジタル制御とソフトウエアが普及し始めた頃のように感じます.今回私が作成したプランはこれらのレイアウトに比べると単純なプランですが,それでも立体交差部の線路の高低差を考慮して経路の長さを調整する等,紙の上にコンパスと定規で書いて簡単に検討できるようなものではなく,レイアウト設計用のソフトウエアなければそう簡単にはできなかったような気がします.なお,2線式のシステムでMarklin社の提供するHOゲージのレイアウトプランを参考にする際には,システムが3線式のため,リバース区間が考慮されていないこと,Staging yardでの列車のスムースな交換(交代)に対する検討が必要であることに注意が必要です.Märklin社の3線式DCC制御(Muarklin digital)ではそもそもリバース区間という概念がありません.また外からは見えない位置にあるStaging yardではs88コンタクトによる在線検知を使用した留置線での列車の自動停止や列車の停止していない経路を自動で選択して列車を通過させる(全て埋まっている場合は手前で停止)ことがEvent Programにより比較的容易に行えます(ただしs 88デコーダーとEvent Macro機能の理解が必要です).しかしアナログ制御では容易には行なえなません.逆に3線式DCC制御ではこのような欠点を容易に解決できますのでそれがレイアウトプランの自由度の向上に寄与しているとも感じます.上の写真のような多数のStaging yardを持つレイアウトプランでStaging yardでの列車の交換(交代)をスムーズに行うためには最低限分岐器の開通方向の表示と各線の在線状況をコントロールパネル上に表示することが必要である気がしますが,Muarklin digitalではコマンドステーションとs88デコーダー1台でそれが可能になります.

だいぶ前置きが長くが長くなってしまいましたが,下図が私が最終的に決定した今回のレイアウトのレイアウトプランになります.レイアウト描画ソフトはRailmodeller Proというソフトを使用しています.

 レイアウトは2層構造で,上層と下層を分離すると以下のような配線になります.

こちらが上層で駅の部分になります 

こちらが下層です .駅の左右をを出発して出発した側に戻ってくる2つの経路を表示しています.その片方に4線(3編成留置可能)のStaging yardを設けています.

そして全体を3Dで表示すると以下のようになります 

プランは一見すると複雑そうですが,経路を模式図で描くと以下のようになり,経路としては単純です.列車は原則右回り(CCW)で運転することを想定しています.この線路配置ではCCW方向に走行する列車がFraight Stationに入線できるようにするために渡り線の部分をリバース区間が必要ですが,通常の周回運転では路線スイッチの操作は不要で手放し運転が可能となります.一方,駅で列車の進行方向を変えたりFreight Stasionを出発する列車が出口で渡り線を渡って周回方向を左回りで運転した場合,その列車は再度進行方向を変えない限りFreight Stationに戻ることができなくなります.これは周回方向を右回りとしたこと,Freight Stationを駅の奥側としたことによる制約です.

今回この線路配置に決めるまでの過程で留意した点は主に以下のところです

1.長距離列車編成のロングランを可能とする

前述のように前作のレイアウトでは単純な楕円形状の周回線での周回運転しかできず,運転が単調になっていました.そこで今回は周回線の形状を工夫して運転経路を長くすることを試みました.運転経路を長くするために駅の両側に周回線を二つ設けて駅を出発した列車が出発方向から駅にに戻り,出発した方向とは逆方向に駅を通過しまた駅に戻ってくるという線路配置とし,ロングラン運転を可能としました.今回線路の仮敷設が終わった状態で計測すると,駅を出発した列車が反対方向に駅を通過するまでの所要時間は通常の速度で約45秒,元の位置に戻ってくるまで90秒でした.また「長距離列車」の編成を運転するため駅はレイアウトに斜め方向に設置し,機関車牽引の26m級UIC-X客車5両編成の運転を可能としました.この列車の列車長は約700㎜になります.駅の有効長的には6両編成の運転も可能ですが終端がカーブ上に停車することとなるため運転する列車は仕様上は最長26m級客車5両編成の機関車牽引列車としました.またプランを検討する中で,このプランは有効長を稼ぐため駅の両端の分岐にカーブポイントを多用しているため実感を損ねるのではないかという懸念もありましたが,この部分はトンネルの入り口を適切な位置に設けることにより目立たなくすることが可能と考えて,このプランを採用しました.なお,プラン図のトンネルのポータル位置はソフトウエアの制約で線路の継ぎ目にしか表示できないため概略位置となっています.

2.周回線の線路は角の露出を避け,レイアウトがジェットコースター的にならないように留意する.

周回線の線路の露出はレイアウト手前側のみとして,線路の過度な露出を避けています.その際手前右側の橋梁のあたりは東北本線の郡山ー福島間で見られるような複線の線路を並行させずに敷設してあるイメージで線路配置を決めました.線路配置上でもこの部分は周回する列車が逆方向に通過します.余談ですが東北本線の郡山ー福島駅間(特に松川から福島にかけてのあたり)は複線化の際,増設した線路を従来の線路に比較して勾配を緩くなるような線形として上り勾配側として使用していますので上下線の線路が並行ではなく,上下線の線路が「つかず離れず」かつ高低差のある状態で敷設されている区間が各所にあり,レイアウト設計の際に参考にできるような気がします.

3.貨物列車の運転を考慮する

前作のレイアウトの駅は都市の中央駅(HBF)をイメージしたもので,レイアウト上にStaging yardもないため貨物列車の運転ができませんでした(機能的には可能です).そのため今回のレイアウトでは貨物駅を設け,貨物列車も実感的に運転できるように配慮しました.

4.周回線にリバース区間は設置せず,「手放し運転」を可能とする.

レイアウトは自分が運転手になったつもりで列車を運転するのも楽しいですが,走る列車を何もせずに酒でも飲みながら走る列車を眺めるのもまた楽しいものです.そこで通常の運転時は経路にリバース区間が生じないような線路配置として,手放し運転を可能としています.

5.Staging yardを設置して複数の車両をレイアウト内に留置可能とする.

実は前作のレイアウトで製作後まず不満を感じたのはレイアウトにStaging yardがないことでした.線路の過度な露出と同様,レイアウト上に多数の車両があると実感を損ねてしまいます.当時は改造によるStaging yardの増設も考えたのですが,場所や線路配置上の制約で実現は不可能でした.そこで今回のレイアウトでは3本の列車が留置可能なStaging yardをレイアウトの後方に設けました.ただ,前述のように列車を留置するためには見えない位置で列車を停車させる必要があります.今回のレイアウトでは留置線の出口付近をオーバーラン防止のために別ブロックとし,列車を停止させたい場合はそのブロックを無電区間として列車のオーバーランを防止することとしています.また今の時代防犯用のWEBカメラが数千円で入手できますのでそそれによるStaging yardの監視も考えています.

6. 最急勾配を30‰,標準勾配を25‰で設計する
勾配は最大30‰(3%)で設計しています.30%の勾配を5両編成の客車列車編成が登坂できることは前作のレイアウトで確認済みです.ただ,前作のレイアウトでは前後の緩和勾配区間を十分考慮していなかったため一部30‰を超える区間ができてしまい,本線用の機関車でもBR218のような比較的小型で軽量の機関車ではUIC-X客車の5両編成はスリップして登坂不可能でした.そこで今回は緩和勾配区間を設計上きちんと考慮する(原則平坦線から勾配区間に移る部分の110㎜の区間の勾配を15‰とする)とともに,線路敷設時のばらつきも考えてほとんどの部分の勾配を設計呼称25‰(2.5%)以下で設計しました.そのため手持ちの本線用の機関車は全てUIC-X客車の5両編成の牽引が可能です.ただそのための勾配区間の経路長の確保には結構苦労しており,見えない部分では線路をあえて直線で結ばずに蛇行させた部分もあります.それでも駅以外の部分はほとんどの部分が勾配区間となってしまいました.Staging yardにも25‰の勾配がついていますがこの程度の勾配であれば列車の発着には影響しないようです.一方,線路が立体交差する部分の高低差はパンタガイド(模擬架線)を設ける前提で原則28.5㎜(レール取り付け面から車両のパンタ上部まで)で設計しました.欧州規格NEM201ではZゲージの場合架線終電の際のトロリ線の最小高さはレール面上から25㎜と規定されてす(標準高さは28㎜です).上記の28.5㎜はレールの厚さ2.5㎜を含むと同時にさらに模擬架線の真鍮線の直径0.7㎜を減ずる必要がありますのでこの高低差は規格の下限に対し0.3㎜の余裕を持つことになります.Märklinをはじめとした欧州製の鉄道模型はほとんどの車両はNEM規格に準拠しており,車両は架線集電可能という仕様のため車両のパンタグラフは堅牢でその上下動もスムース(その分外観が犠牲になっている面もありますが)であるため,立体交差部に模擬架線を設けてもパンタが損傷したり車両の動きが不安定になったりすることはありません.今回のプランではパンタガイドなしで最急勾配を30‰を実現することは不可能です.一方日本の車両のパンタグラフはどちらかというと機能より外観重視のような気がします,私は日本型のNゲージ車両を所有していませんので詳細が分かりませんが,欧州のような規格のない日本型の車両の使用が前提のレイアウトでも,各社の車両のパンタグラフの高さや統一やスムーズな上下動の確保が考慮されており,模擬架線の設置を前提としての今回のような限界を狙った立体交差部の設計は可能なのでしょうか.

以上,蓮路配置の決定経緯を紹介しましたが,まだこれで最終決定ではありません.残った確認項目はこの「ジェットコースター」のような線路をうまく隠してレイアウトを実感的にすることができるか否かの確認です.もちろん線路配置を検討する中で,頭の中に浮かべた3D画像で大体の構想は考えているのですが,それが矛盾なく実現できるかまでを頭の中だけで考えることはは不可能です.そのためその確認を行なわないと線路配置の最終決定はできません.また今回,最終的に決定した線路配置を提示しましたが,今回の線路配置では立体交差部の高低差部分の寸法を規格の限界値ギリギリで設計していますので計算に誤りがあるとその時点でプランが破綻してしまいます.そのためそれを避けるためには慎重な確認作業が必要になります.そこで次回はこのその確認を行なった過程(方法)も紹介したいと思います.

最後に今回のプランの駅右側の分岐器部分を仮組みした写真を示します.分岐器の下に敷いてあるのはA4サイズのコピー用紙でその下側にあるのはHOゲージCトラックの大型分岐器です.この写真からもレイアウト製作時のZゲージのスペース的な有利さを感じていただけることができるのではないかと思います.なお,日本にもZゲージの鉄道模型システムを販売しているメーカーがありますが,上記の説明は前作での経験も含め全てMärklin社のシステム(Muarklin mini-club)の使用を前提としていますのでこの記事を参考にする場合はその点にご注意ください.

長い文章となってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました.

鉄道趣味を50年続けて思うこと(6) ~海外の鉄道模型と日本の鉄道模型の楽しみ方の差について~

今月届いたMärklin Magazine(2026/03(june|july)に日本の鉄道模型に関連する記事が掲載されていました.

記事は”Märklin instead of a mini bar(直訳するとmini bar の代わりにメルクリン)というもので,内容はドイツのある鉄道模型ファンが自宅のspare bed room(Guest room?)にMärklinの小型レイアウトを製作したという記事なのですが,この中で私の興味を引いたのは記事の中でこれを,作者の家の中に日本の鉄道模型の文化の一部を取り入れたいう説明があることでした.この記事はその文体から察するに多分Märklin magazineの記者(スタッフ)が製作した方(ドイツの測定機器メーカーに勤める工学博士)を取材して執筆したものと思われます.Märklin magazineは欧州の一鉄道模型メーカーであるMärklin 社が発行する雑誌で,いわばMärklin 社の宣伝誌です.ただ,私はドイツに居住したことはないものの,出張のおりに都市部の書店の雑誌コーナーではよく見かけた雑誌で,一般にも販売されている雑誌でのようです.私は今まで海外の模型人が日本の鉄道模型の楽しみ方をどのように感じているかについての文章に触れる機会はありませんでしたが,その正確性はともかく,この記事は少なくとも欧州を代表する鉄道模型メーカーが日本の鉄道模型ファン(メーカーからの観点で言えば日本の鉄道模型市場)をどのように見ているかについての一つの参考となるように感じましたので今回紹介してみたいと思った次第です.
 何故spare bed roomに設置したレイアウトと日本が関係あるかというと,それは氏が仕事でたびたび訪れる日本で知った秋葉原のホテルの”Train room”から着想したためのようです.
記事の中で日本の鉄道模型の楽しみ方についての言及もあります.その内容は「日本は”少なくとも”鉄道模型という趣味はドイツと同じくらいポピュラーな趣味であり,多くの博物館(大宮の交通博物館,京都の鉄道鉄道博物館,横浜の原鉄道博物館)には大きなレイアウトがある」ということを述べる一方,「日本人のアパート(和製英語のマンション?)では彼らが模型を楽しむスペースはドイツに比較して圧倒的に少ない(much less space in their apartments than we do in Germany)」ため「彼らが”home Layout”が製作できる機会は少なく,そのため日本のファンは車両の収集のみを行ない,列車を走らせる場合には料金を払って専門店のレイアウトで車両を走らせている」というものです.この内容は日本の鉄道模型の楽しみ方を少し表明的に捉え,両国の楽しみ方の違いを強調し過ぎているとも思いますが,氏はレンタルレイアウトで料金を払って車両の運転を楽しむ鉄道模型ファンの究極の姿がホテルの”Train room”のレイアウトで車両を運転して楽しむファンであると感じたのかもわかりません.上述の日本は”少なくとも”鉄道模型という趣味はドイツと同じくらいポピュラーな趣味であるという文章(the model railroad hobby is at least as popular as it iis in Germany)の中の”at least”という語句の中には作者(雑誌編集者?)が日本の鉄道模型の楽しみ方と自身の楽しみ方に距離を置いているようにも感じます.また記事の中にhome layoutという言葉が出てきますが,氏がGuest roomに設置したレイアウトは”his own private layout”と記載され,彼らの間では一般的な”home Layout”とは異質のものであるということも窺わせます(日本のレイアウトは模型クラブのレイアウト以外は圧倒的に後者が多いのではないかと思われます).Märklin社が拡販のために日本の鉄道模型市場(模型ファンの実態)をリサーチしたかどうかは全くわかりませんが,欧米のメーカーはもしかしたら何らかの調査を行ない自国との鉄道模型の楽しみ方の違いをある程度認識しているのかもわかりません.

記事には秋葉原の街並み,模型店のレンタルレイアウト,ホテルの”Train room”の写真が掲載されていますが,これを日本の一般的な鉄道模型の楽しみ方だと解釈しているのあったらちょっと違うかなという気もします.街並みの画像処理(色合い)も「異世界」を強調しているような気がします.

外国型と日本型の模型を楽しむ私は兼ねてからその楽しみ方には違いがあるということはよく感じるとところです.昨年は戦後間もなく創刊された機芸出版社発行の雑誌,「鉄道模型趣味」が通巻1000号を迎え,創刊号を含め初期の紙面がPDFファイルで公開されました.その中で主筆の山崎喜陽氏は戦前の国策にも利用された車両工作中心のModel Engineeringを脱却し,車両をレイアウトをトータルで楽しむModel railroaderになることを提唱していますが,現在でもどちらかというと車両工作と収集が主体であることは変わらないような気がします.そしてその最大の理由は上記の記事にもあるような日本の家屋のスペースの圧倒的な狭さではないかと思われます.かつて日本の家屋は諸外国から木と紙でできたウサギ小屋と言われたこともありますが,木と紙でできたというのはともかく,広さという意味では特に都市部(東京)においてはこの当時より悪化しているような気さえします.私が前回まで紹介したレイアウトセクション(組み立て式レイアウト?)による運転でも,現在の日本家屋は昔のように襖や障子を開ければ(外せば?)大きなスペースを確保することが困難であり,スペースという観点で昭和の時代より難しくなっているような気もします.一方,当時の雑誌記事を読んでいると記事は車両の製作記事と米国のレイアウト製作に対する細かい技法の説明が主体です.この時にもしModel railroaderになることを提唱した山崎氏と編集スタッフがこのスペースの圧倒的な不足に対し,組み立て式レイアウトという安易な解決手法に走らずに自ら雑誌の読者がスペース不足という困難な課題を克服してでも思わず製作してみたくなるような米国でいうところのDoor Size のPortable Layoutを製作し,読者に提示していれば多少事情が変わったと思ったのは私だけでしょうか.

創刊初期のTMS誌を読むと,当時主筆の山崎氏が日本の鉄道模型をどのように導いていこうとしていたかがよくわかりますが,それと同時に「模型マニア」が作る雑誌の限界のようなものも多少感じました.

また,最近読んだ社会学者の辻 泉氏が執筆した『鉄道少年たちの時代ー想像力の社会史ー (2018  勁草書房)』では昨今の日本のNゲージまで及ぶ車両の細密化について,日本の国鉄の分割民営化の影響を指摘しています.それによるとかつては日本の鉄道(趣味の主な対象である在来線)は当時の少年たちにとってまだ見ぬ地(戦前は「大陸」も含まれていたようです)への夢を与える「想像力のメディア」であったのに対し,国鉄分割民営化以降は彼らがその拠り所とした夜行列車の廃止等もあり鉄道(在来線)が全国を結ぶネットワークという地位を失ない単なる地域間の交通手段となった結果,少年たち(かつて少年だった大人)はかつての鉄道黄金?時代を想像し,当時を再現しようとして細密モデルを求めるようになり,さらにその想像の対象は個人によって異なるためそこにアニメを主体とする「オタク文化」(コミケなどでみられる二次創作)との親和性が生まれたと解説しています.趣味の楽しみ方は人それぞれであり,オタク文化についても十分理解しているとは言えないため,私はそれについて何かコメントすることはできませんが,特急「こだま」に時代から現在に至る国鉄(JR)の変化を自ら体験した私にとって実物の鉄道の質的な変化は氏の指摘するとおりであると感じました,それに比較すると欧米の鉄道は現在でも当時からの「地位」はあまり変化しておらず(米国は貨物輸送という意味で)欧州のターミナル駅には各国から乗り入れる各国の「フラッグシップトレイン」が見られ,食堂車や寝台車も健在です.もしかしたら私が外国の鉄道に興味を持ったのはそのせいかもわかりません.欧米で鉄道車両は”coach”とか”carridge”という語句で呼ばれることがありますが,この言葉は馬車に由来しているという意味では鉄道は人々の間に根付いた「文化」であるということも感じます(そういう意味では自動車のセダンやクーペも馬車由来です).なお,この件についてはいずれ私の思うところをより詳細に述べたいと思っています.

今回参考にした社会学者辻泉氏の書籍.我々の世代の鉄道ファンの行動が時代ごとに客観的に分析されており,なかなか興味深い内容でした.

一方記事に紹介されているレイアウトはベッドサイズの半分ほどのスペースのレイアウトですが,中央にターンターブルと扇形機関庫を配し,その扇形庫に留置した機関車を周回させる自動運転プログラムが組み込まれたまれたなかなか魅力的なレイアウトです.日本ではこの程度のスペースのレイアウとですとまず情景を細かく作り込むことに重点を置くと思われますが,こここにも鉄道模型の楽しみ方の違いが現れているような気がします.私が製作してこのブログでも紹介した自動運転レイアウト”終着駅Großfurra”はどちらかというと日本のレイアウトに近く,自動運転も単純な往復運転ですが,この記事を読んでいつかはこのようなレイアウトも製作してみたいと思った次第です.

私の製作した自動運転レイアウト”終着駅Großfurra”, 奥が”ALTENHOF機関区”


現在私は以前紹介したZゲージレイアウトの全面的な改修(線路やストラクチャーを再使用しての新作)に取り組んでいます.いずれ形になってきたらまた紹介したいと思っておりますが,下の写真はそのレイアウト上で比較したHOゲージとZゲージの大きさの比較です.鉄道模型の縮尺の違いを車両単体で比較した写真はいろいろなメディアでよく目にしますがこのようなレイアウト上で大きさを比較するとレイアウト製作の場合のZゲージ(小スケール)のスペースの有利さが一目瞭然です.鉄道模型用に十分なスペースを確保できない日本の一般庶民が,幹線をイメージした固定レイアウトを製作しようとした場合に,その解決策は小ゲージの採用が一番手っ取り早いような気がします.

レイアウト上でHOゲージとZゲージの車両を比較するとレイアウト製作におけるZゲージのスペースの有利さがよくわかります.

以上,Märklin Magazineの記事をきっかけに色々思うところを書いてしまいましたがあくまで個人の見解としてお読みいただければ幸いです.
最後までお読みいただきありがとうございました.

レイアウトセクション・ALTENTAL HBFの紹介(12) -情景7(LEDを組み込んだアクセサリ(最終回) )-

前回の記事から3ヶ月以上が経過してしまいましたが引き続きレイアウトセクションお紹介を続けたいと思います.前回までで列車の運行に必須の設備で,計画していたものはほぼ作り終えましたのでその他のアクセサリの製作に入ります.具体的には駅の旅客向けのの設備(案内板,柵等),職員用の設備(照明灯,線路脇に置かれた保守用の資材,作業時の注意表示等),職員及び乗客のフィギュア等になります,その中で今回はその中の旅客用の列車案内表示器や照明灯等,LEDを組み込んだアクセサリを紹介します.これらのアクセサリは表面実装型のLEDの普及により以前に比較してよりスケールに近いものができるようになりましたが,LEDへの給電方法に工夫が必要で事前に構想と詳細設計を確実に行う必要があります.

今回紹介するLEDを組み込んだアクセサリ.照明の制御はm84デコーダーで行なっています.

まずは駅を出発するBR111牽引のLufthanza Airport Expressの動画をご覧ください.

Altental駅を出発するLufthanza Airport Express


以下,今回製作したアクセサリを紹介します.
<列車案内表示器>
現在のドイツの列車案内表示はLED化され,青色のベースに白で文字を表示している例が多いようですが,今回製作したものは一昔前の機械式のタイプで白色のパネルに発車(到着)時刻,列車種別,愛称,行き先等が表示されるタイプのもので,反転フラップ式と呼ばれるタイプ(いわゆるパタパタ式)です.日本ではこのタイプは見られなくなってしまいましたが,漢字がなくキャラクタ数が少ない欧米では文字数が少ないためまだ稼働しているところがあるようです.
その構造を下図に示します.表示器の支柱は真鍮製で柱の2㎜の角パイプと横梁の2㎜の丸パイプをはんだ付けで組み立ててあります.この組み立ての際には角パイプの中にリード線を通して接続部に設けた角パイプの切り欠きから線を横方向に出しておきます.リード線はAWG#32を使用し,表示器が2機の場合はパイプの中にリード線を2本通して両側に出しておきます.LEDは白色の表面実装型のLEDを使用し,細長く切断した1㎜厚の片面銅張基盤(パターンなしの基板)のパターンをPカッターを使用して図のような形状に剥がし,その絶縁部を渡す形で2個のLEDが直列接続となるように取り付けます.表示器を1本の支柱に2台取りつける場合,カソード側を共通としますのでリード線をLEDのアノード側に,支柱に接続する側のLEDがカソード側となるように取り付けます.
基板が完成したらこの基盤を支柱横梁の所定位置に接着し,パターンの片方を支柱を通したリード線に接続し,反対側のパターンを細い銅線で支柱に接続します,これで支柱部の加工は終了ですのでこの後LED部分をマスキングして全体を塗装します.
表示器本体はプラバンとペーパー製です.枠体は細い枠になりますので金属での製作も考えたのですが近傍に電極がありショートのリスクがあり,万一発生すると場所の特定に時間がかかることが予想されましたのでプラ製としました.枠体は図に示すように上部にLEDを取り付けたベースをはめ込む開口部を設け,取り付け前にその部分からガラスとなる透明プラバンを入れて枠体に接着し,中央部に表示板を取り付けます.表示板は2枚重ねとしてフラップ式の表示を表現しています.表示板の文字はワープロソフトで製作し,コンビニのプリントサービスでラベル紙に印刷しました.このような細かい文字は家庭用のインクジェットプリンタでは解像度不足であるとともに線の周囲にはインクの飛び散り(サテライト)が生じますのでこのような用途には適しません.なお,このような細かい文字で表示を製作する時は活字の1ポイントが0.3514㎜であることに留意すると所望の大きさの文字が比較的簡単に製作できます(これはJ ISの値で外国では多少違うようですが違いは僅かで誤差範囲です).プリンタで正確な寸法が印字されるわけではありませんが大きさを変える際,何ポイント変えればどのくらい喧嘩するかの予測がつけやすくなります.完成した表示器はホーム上に約280㎜間隔で配置しました.なお,この製作したような照明のついた設備はあまり数が多くなるとかえって目障りになりますので最終的には実際に設置しながら間隔や個数を決める必要があります.この時足りなくなると大変ですので私はこのようなアクセサリを製作する際は部品は多めに用意することとしています.

製作中の写真を以下に示します.
本体(支柱)は真鍮製ですが,正確なT字型とする必要がありますのでベーク板を組み合わせたジグを使用してはんだ付けにより組み立てます.

支柱の組み立ては簡単なジグを製作して行います.

はんだ付けによる組み立て前にはリード線(耐熱電子ワイヤー.AWG #32)を支柱に通しておきます.角パイプの切り欠きを大きめにとってリード線がパイプに密着しないようにすればはんだ付け時にリード線の被覆が解けてしまうことはことはありません...

はんだ付けによる組み立てが終了した支柱部分

LEDはPカッターで筋彫りして3つのエリアに分割した銅張基板上に取り付けます,2個のLEDは直列接続としますので極性に注意して取り付けます.

完成後基盤をそ定位置に接着取付け後に配線,塗装を行います.この基板に表示器を取り付けますのでその際基板が傾いているとも見苦しくなります.そのためこの取り付けにもベークライト製ブロックによる簡単なジグを使用しました.

ジグを使用した基板の接着

点灯試験中の支柱です.リード線がLEDアノード側に接続されますので制限抵抗はリード線側に取り付けます

点灯試験中のLED.電源は9VのACアダプタを使用しています.

列車案内板の文字はレーザープリンタで出力したものを使用します.両面に角穴を開けたラベル紙を貼り付けますので4枚重ねとなります.

レーザープリンタで文字を印刷した表示板

列車案内表示器の枠はプラバンから製作し外側を塗装します.塗装は筆塗りで行いましたが内側は塗装せずプラバンの地色をそのまま生かしますので塗装時は塗料が内側に付着しないように注意が必要です.

塗装中の案内表示器の枠

完成した表示器本体です.この後支柱の基板に接着し,完成となります.

完成した列車案内表示器


<時刻表・列車編成表.広告掲示板>
ドイツの主要駅ではホームに時刻表と優等列車の列車編成表が掲示されている駅が多くありますが,その案内板にもLEDにより照明を組み込みました.こちらもLEDは細長い銅張基板に固定していますが,こちらの2個のLEDは並列接続とし,給電は両端にはんだ付けした真鍮角パイプで行なっています.時刻表はWEBの素材を利用しましたが,文字は細かくて判読不能です.ただ時刻表は出発時刻を表示しているものと到着時刻を表示しているもので色が異なります(発射時刻は黄色)ですので2枚の時刻表の色を変えるとそれらしく見えます.なお幅の広い案内板はLEDを直列接続で複数個設けてあります.並列接続ではLEDのばらつきにより両者を流れる電流が異なり輝度差が生じる可能性があると言われていますがこのような使用方法では全く認識できませんでした..

組み立てを終えた本体です.この後塗装するとLEDの曲製がわからなくなりますのでレイエウトに取り付け後に配線する場合を考慮して左右の足の長さを変えてあります.

はんだ付けにより組み立て中の表示板枠体

中央部にプラバンをはめ込んだ後基板をEvergreen社製のチャンネル材で覆って完成です.

表示板と基板カバーを取り付けた案内板,このあと塗装を行って完成となります.

同様の構造で広告の掲示板も作成しました.
<照明灯>
聡明等はT字型のランプが支柱の両側にあるタイプを製作しました.両側にある2個のLEDは直列接続としますのでLEDの取り付け方向には注意が必要です.支柱は直径2㎜の真鍮パイプを使用します.LEDを取り付ける銅張基板は3分割として中央部のパターンの中央部に穴を開けてリード線を通した後と真鍮パイプにはんだ付けします.そのリード線を片方の電極にはんだ付けし,反対側の電極とは太さ0.15㎜にの高密度ポリエチレン銅線で接続します.この際基板はガラス入りの素材ですのでドリルが摩耗しますので,注意が必要です.私はドリル刃を研ぐ技量を持っていませんので古めのドリル刃を損耗覚悟で使用しました.シェードはプラバンを箱状に組み立てて成形したものをゴム系接着際で取り付けました.

組み立てが終了した照明灯の外観です.

組み立ての終了した照明灯

シェードはブラバンを削って製作しました.組み立て後LEDの部分をマスキングして塗装し,完成となります.

プラバンから製作したシェードを取り付け塗装を行うと完成です.

表面実装型のLED各色とも1個10円前後で入手でき,ハンダづけ時の過熱に気をつければ特に取り付けにもぞかしいところもなく比較的簡単に製作できますが,白色やWarm White色のLEDは表示の照明に使用するには輝度が高すぎる感もありますので場所によってはトレーシングペーパーや薄いプラバンで覆う等して輝度の調整をした方が実感的になる場合があります.

以上でLEDを使用したアクセサリの紹介を終わります.この他表面実装型のLEDは,駅終端の車止めのランプの中にも仕込んであります.また,現在使用している照明制御用のm 84デコーダーにはまだ空きポートがありますので,今後駅ホーム上にProceed indicator(日本の出発反応標識)を設置し,信号機と連動させて制御することも検討しています.

これらのアクセサリの製作が終了すると,あとは配線等の”付帯工事”を伴わないアクセサリをレイアウト上に配置していく作業となります.これらについては運転を楽しみながら「気ままに」配置していくという作業となりますのでこの紹介記事はここでひとまず終了し,その進捗に応じて適宜(不定期で)紹介したいと考えています.
最後までお読みいただきありがとうございました.