今回は、いよいよ仕上げの段階として細かいディテールパーツ、手すり、配管等のの取り付けを行います。また床下機器を取り付け、車体、下回りとも、あとは塗装を残すのみという状態に完成させるまでをご紹介させていただきます。
晩年の旧型国電は各種の改造を受けており、ナンバー毎に車体の特徴が異なります。市販のキットもナンバー毎に発売される例もあり、完成後の車体のイメージは細かいでディテールをどのような形態にするかで決まるとも言えます。今はネット上に特定ナンバーの写真も多数アップされています。特定ナンバーの車両を作ることもできますが、特定ナンバーとする場合、厳密にはそのナンバーのいつの時代かによっても詳細部分は違います。私は、ナンバーにはこだわらずに自分の好みのタイプで製作しました。
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